許容利用ポリシー (AUP)
最終更新日: 2026年9月7日
提供者: 合同会社ストリクタス(屋号: Keelson。以下「当社」といいます。)
本ポリシー(以下「本 AUP」といいます。)は、当社が提供するサービス「Keelson」(以下「本サービス」といいます。)を利用するすべての利用者に適用される、禁止利用行為と濫用時のエンフォースメント権限を定めるものです。本 AUP は Keelson 利用規約 第 11 条(禁止事項)に対する個別規定(Supplemental Policy)として位置づけられ、利用規約の一部を構成します。利用規約と本 AUP の記載に齟齬がある場合は、より制限的な内容が優先します。
本 AUP は、当社が本サービスの安全性・信頼性・第三者との共存性を維持するために不可欠な最低ラインであり、技術的な設計上の対応が困難な濫用行為を規約上の根拠で停止・排除できるようにするものです。
1. 用語
本 AUP における用語は、特に定めのない限り、利用規約に定める意味と同じとします。
- 「利用者アプリ」:利用者が本サービスにデプロイして稼働させるアプリケーション。当該アプリケーションが行う通信・処理は、利用者の管理下にあるものとみなします。
- 「Keelson インフラ」:当社が本サービスを提供するために運用するコントロールプレーン API、認証ゲートウェイ、エッジ、共有ネットワーク、共有クラウドアカウント、共有ドメイン(
*.keelson.run等)、共有 CI/CD 基盤、共有シークレット管理系、その他の共有基盤。
2. 禁止利用行為
利用者は、本サービスの利用にあたり、以下のいずれかに該当する行為またはそのおそれのある行為を、直接・間接・自動化・手動を問わず行ってはなりません。
2.1 セキュリティテスト・脆弱性調査・侵入行為
- 当社の書面による事前の許可(bug bounty 等の当社が明示する制度への参加を含む)なく、Keelson インフラ、他利用者のアプリ、または本サービスが依拠する第三者サービスに対して、脆弱性スキャン、ポートスキャン、ペネトレーションテスト、ファジング、認証機構への総当たり試行、その他あらゆる形態のセキュリティ調査を行うこと。
- サンドボックスからの脱出(コンテナエスケープ)、権限昇格、他ワークスペースへの横断的アクセスを試みること。
- 当社が実装するセキュリティ機構(認証、レート制限、WAF、隔離境界、リージョン境界、監査ログ等)を回避、無効化、または偽装しようとすること。
- 検知回避(低速化、複数ソースへの分散、user-agent の偽装等)による当社の監視の妨害。
注記: 利用者が自らのアプリの脆弱性を診断すること自体は禁止されませんが、その診断が Keelson インフラ、他ワークスペース、または第三者に影響を与える形態で行われる場合は、本項に該当します。当社が別途 bug bounty 等の制度を設ける場合、その参加条件のもとで行われる調査は許容範囲に含まれます。
2.2 リソース濫用・マイニング・匿名化
- 暗号通貨のマイニング、マイニングプールへの参加、マイニング用計算リソースの提供、ステーキングを含む、コンピュート・帯域・ストレージリソースの本サービスの想定用途を逸脱した濫用。
- 分散並列計算のフリーライド利用、負荷分散基盤としての流用、他サービスの計算負荷を Keelson で肩代わりさせる形態の利用。
- Tor 出口ノード、オープンプロキシ、公開 VPN 中継サーバ、オープン DNS リゾルバ、オープンメールリレー(open relay)その他匿名化・中継用途としての本サービスの提供。
2.3 スパム・迷惑通信・フィッシング・マルウェア
- 受信者の同意を得ていない大量の電子メール、SMS、メッセージ、Push 通知、Webhook 呼び出し等の送信。
- フィッシング目的のコンテンツの配信、フィッシングサイトのホスト、認証情報を騙し取るためのフォームの設置。
- マルウェア、ランサムウェア、スパイウェア、キーロガー、ボットネットのコマンド&コントロール、その他悪意あるソフトウェアの配布・ホスト・実行。
- SEO スパム、fake レビュー・fake アカウント生成、CAPTCHA 突破サービス、trust and safety を毀損する自動化。
2.4 攻撃行為の発信源化
- DoS / DDoS 攻撃の発信源としての利用、amplification 攻撃、reflection 攻撃、UDP flood その他あらゆる形態の第三者に対する意図的な過負荷。
- ポートスキャン、ネットワークサービスへの総当たり試行、credential stuffing、資格情報の使い回し検証。
- 第三者のシステムに対する不正アクセス、不正アクセスの試行、権限奪取、データ窃取のための踏み台としての利用。
- IP レピュテーションを毀損する形態の外向き通信(既知の悪性宛先・C2 サーバ・マルウェア配布基盤との継続的通信を含む)。
2.5 違法コンテンツ・第三者権利侵害
- 適用法令に違反するコンテンツの配信・保存・処理(違法薬物、違法賭博、児童性的虐待コンテンツ (CSAM)、テロリズムを扇動または助長するコンテンツ等)。
- 第三者の知的財産権、プライバシー権、肖像権、名誉、その他の権利を侵害するコンテンツ。
- 個人情報の同意なき収集・公開(doxxing)、ストーカー行為の助長、差別・ハラスメントを目的とするコンテンツ。
- 輸出管理法令、経済制裁対象者・地域に関する法令に違反する利用。
2.6 詐欺・金融犯罪・虚偽表示
- ネズミ講、ポンジ・スキーム、その他の詐欺スキームのホスト。
- 当社または第三者に対する誤認を与える方法での本サービスの利用(登録情報の虚偽、決済手段の詐取的利用、チャージバック濫用を含む)。
- マネーロンダリング、テロ資金供与、制裁回避の助長。
2.7 本サービスおよびプラットフォーム基盤への攻撃・妨害
- Keelson インフラの通常運用を意図的に妨害する行為(過負荷を目的とした大量リクエスト、内部 API の逆解析を目的とする探索、コントロールプレーンに対する探索的トラフィックを含む)。
- 本サービスに割り当てられた共有ドメイン(
*.keelson.run等)の評判を毀損する行為(フィッシング、スパム、マルウェア配布のホストにより、共有ドメイン全体がブロックリスト、ブラウザ警告、または上位プロバイダの制裁対象となる態様の利用を含む)。 - 本サービスに割り当てられた共有 IP 範囲、共有クラウドアカウント、共有ビルド基盤、共有ドメインの評判を毀損する行為。
3. 責任範囲
利用者は、以下のすべてについて自らの責任を負います。
- 利用者アプリの動作全般。利用者アプリが行うすべての通信・処理・データ保存は、それが利用者自身、その従業員、業務委託先、または利用者アプリのエンドユーザーによって引き起こされたかを問わず、利用者の行為とみなされます。
- 利用者アプリが第三者に対して行う迷惑通信、攻撃、権利侵害。
- 利用者アプリを踏み台とした本 AUP 違反(アカウント乗っ取り、資格情報漏洩、依存ライブラリの脆弱性を経由した侵害を含む)。
- 利用者アプリが取り扱うデータの適法性、および必要な同意・許諾の取得。
利用者は、本サービスの利用に関する ID・API キー・アクセストークン等の資格情報を適切に管理し、これらが第三者に不正に利用された結果として発生した本 AUP 違反についても責任を負います。
4. 通報
第三者は、本サービス上での本 AUP 違反を疑うに足る事象を認知した場合、abuse@keelson.dev 宛に通報することができます。通報には、対象 URL・スクリーンショット・時刻・観測された事象等、当社が調査に必要な情報を可能な限り含めてください。
利用者は、自らのアカウントに関して本 AUP 違反の疑いが生じた場合、直ちに当社に通知し、当社の調査に合理的に協力するものとします。
5. エンフォースメント
5.1 当社の裁量
当社は、利用者が本 AUP のいずれかの条項に違反した、または違反する合理的な疑いがあると当社が判断した場合、以下の措置を、事前の通知および催告なく、任意の順序で、単独または組み合わせて講じることができます。
- 該当する利用者アプリ、cron、バックグラウンド処理、および egress の一時停止または全面停止。
- 該当するアカウント、ワークスペース、または当該ワークスペースに紐づく全アプリの一時停止または全面停止。
- 該当するデプロイ、ビルド、リビジョン、または配布中のコンテンツの削除・非公開化。
- 該当するアカウントに紐づく API キー、アクセストークン、DB 認証情報、その他の資格情報の即時失効。
- 該当するアカウント、ワークスペース、および利用契約の永久無効化、ならびに当社の判断における再登録・再契約の拒否。
- 当社が保有する識別情報(メールアドレス、決済手段、IP、デバイス指紋、事業者情報等)に基づく、同一主体および関連主体による将来的な新規登録の拒否。
- 本 AUP 違反に関連する記録の、法執行機関、規制当局、当社の法律顧問、影響を受けた第三者、および共有基盤・共有ドメインの評判を維持するために必要な範囲で連携する上位プロバイダ(クラウド事業者、レジストリ、CA、ブロックリスト運営者等)への提供。
5.2 緊急対応
当社は、以下のいずれかに該当する場合、通常の調査手続きに先立って前項の措置を講じることがあります。
- 継続することにより第三者への具体的な損害が発生する、または拡大するおそれがある場合。
- 本サービス全体の稼働、共有ドメインの評判、または他利用者に対する影響が現に発生している、または発生する差し迫った危険がある場合。
- 適用法令、司法・行政機関の命令、または上位プロバイダの規約に基づき、当社が対応を義務付けられている場合。
5.3 措置に伴う責任の否認
前記の措置は、当社の権利であって義務ではありません。当社は、本条に基づく措置により利用者に生じた事業機会の喪失、逸失利益、データの消失、その他一切の損害について、当社の故意または重過失による場合を除き、一切の責任を負いません。この責任の上限については利用規約第 15 条(損害賠償・責任制限)に従います。
当社が本 AUP に基づく措置を講じないこと、または過去に類似の違反に対して措置を講じなかったことは、当社が将来の違反について措置を講じる権利を放棄したものと解釈されるものではありません。
5.4 データの取扱い
当社は、本 AUP 違反を理由とするアカウント無効化にあたり、当該アカウントに紐づく利用者データを、法令上保存を義務付けられる場合および調査・紛争対応・法執行協力の必要がある範囲を除き、利用規約第 20 条に従い削除することができます。データエクスポートの機会は、違反の性質および緊急性に照らして当社が合理的に判断する範囲で提供されます。
6. 変更
当社は、本サービスの運用実態、脅威環境、法令、上位プロバイダの規約変更等を踏まえ、本 AUP を改定することができます。改定については利用規約第 22 条(本規約の変更)に定める方法に従い、周知および効力発生を行います。
7. 連絡先
- 濫用通報:
abuse@keelson.dev - セキュリティ問題:
security@keelson.dev - 一般問い合わせ:本サービスの お問い合わせページ
以上