デプロイ後の確認
デプロイが完了したら、アプリを開き、普段使う操作ができるか確認します。AI エージェントには、画面や API が正常に応答するかの確認を依頼できます。
自分で確認すること
Section titled “自分で確認すること”- 自分のアカウントでアプリを開けるか
- 一覧表示や検索など、主な操作ができるか
- 保存機能がある場合、テスト用のデータを保存して読み直せるか
利用者に共有する前には、その人がアプリを開ける権限を持っているかも確認します。自分のアカウントで開けても、他の利用者が開けるとは限りません(アプリ URL とドメイン)。
定期実行だけのアプリは、コンソールの「定期実行」タブで実行結果を確認します。
AI エージェントに確認を頼む
Section titled “AI エージェントに確認を頼む”デプロイしたアプリの主な画面と API を確認してください。確認できたことと、まだ確認していないことを教えてください。データを変更する確認にはテスト用データを使ってください。
画面や API から応答が返っても、計算結果や業務上のルールが正しいかは別途確認が必要です。普段使う入力例と期待する結果を伝えると、エージェントも確認しやすくなります。
エージェントが応答を確認する方法
Section titled “エージェントが応答を確認する方法”通常のアプリの URL は認証で保護されているため、ログイン情報を付けない curl では確認できません。keelson app curl は、CLI にログインした本人の権限でリクエストを送ります。
本人としてアプリにアクセスするための一時的な認証情報を「プレビュートークン」と呼びます。app curl は内部でトークンを取得するため、利用者が値を扱う必要はありません。
1 回の応答を確認する(keelson app curl)
Section titled “1 回の応答を確認する(keelson app curl)”次のコマンドで、ページや API の応答を取得できます。
keelson app curl / # GET /keelson app curl -i /api/items # ヘッダーも表示データの登録・更新・削除やファイルのアップロードは、実際のアプリに変更を加えます。次は書き込みの例です。パスとデータは、確認するアプリに合わせます。
keelson app curl /api/items --method POST \ --data '{"name":"example"}' \ --header 'Content-Type: application/json'keelson app curl /upload --form title=example --form photo=@sample.png- レスポンス本文は標準出力、メソッド・URL・ステータスは標準エラー出力に出ます。
-iを付けるとヘッダーも標準エラー出力に出るので、本文だけをファイルに落とせます - 既定は
GET。--methodでPOST/PUT/PATCH/DELETEを明示すると、有効期間 5 分の書き込みを許可するトークンが使われます --dataは書き込みメソッドとだけ併用できます。@ファイル名でファイルから読みます--formを使うとメソッドはPOSTになり、multipart のContent-Typeは CLI が付けます(--headerでの上書きは不可)- パスは
/で始める必要があります。絶対 URL と//で始まるパスは拒否されます。リダイレクトは追いません /__keelson/media/...と/__keelson/assets/...もGET/HEADで確認できます- 対象のアプリを明示する場合は
--app <slug>
エージェントには、成功を示すステータスだけでなく、返された内容の種類(Content-Type)も確認してもらいます。たとえば、存在しない JavaScript ファイルの代わりに SPA の HTML が返ると、200 でも画面は正常に動きません。
別のツールや複数のリクエストで確認する(keelson preview)
Section titled “別のツールや複数のリクエストで確認する(keelson preview)”別の HTTP クライアントを使う、複数回リクエストする、有効期間を選ぶ、といった場合はトークンを直接発行します。
keelson preview # GET / HEAD のみ。既定 30 分keelson preview --ttl 5mkeelson preview --allow-writes # POST / PUT / PATCH / DELETE も可。既定 5 分、最大 10 分keelson preview --json # トークン・URL・有効期限を JSON で--json が返す token と app_url を別の HTTP クライアントで使います。トークンは Bearer トークンとして渡します。
curl --header 'Authorization: Bearer <token>' '<app_url>/api/items'トークンは標準出力に 1 回だけ表示され、Keelson は保存しません。ログや報告書に残さないでください。keelson preview で発行できるトークンは、アプリ × 利用者につき 1 本です。もう一度発行すると、有効期限内でも前のトークンは取り消されます。keelson app curl は別の内部用のトークンを使うため、preview で発行したトークンを取り消しません。
他の人がデプロイしたアプリ
Section titled “他の人がデプロイしたアプリ”現在配信中のデプロイを自分が作っていない場合、プレビュートークンの発行前に、ブラウザで開く承認 URL が案内されます。承認には、そのアプリの管理権限(manage)が必要で、管理権限がある本人が承認することもできます。
承認画面で対象アプリ、書き込みの許可、有効期間を確認し、トークンの発行を承認します。承認後、案内された --confirmation <id> を付けて同じコマンドを再実行します。
この確認で分かること・分からないこと
Section titled “この確認で分かること・分からないこと”- これらのコマンドで取得できるのは、本人の権限で送ったリクエストへの応答です。ブラウザでの見た目や操作、他の利用者のアクセス権限は別途確認します
- 静的サイトには書き込み先がないので、書き込みメソッドは拒否されます
- 読み取り用の
GETでも、アプリ側の実装によってはデータの変更やメール送信が起こります。確認対象の処理をエージェントに調べてもらい、意図しない変更が起きるパスは避けます